ビルダーエージェントで AOP を作る
ビルダーエージェントは、対話を通じて業務手順を伝え、AOP を構築する Agentino 内蔵の機能です。 このページでは、対話画面での作成から編集、コンパイル完了までの操作手順を解説します。
できること
ビルダーエージェントは、1 本の対話の中で次の作業を進めます。
- AOP の新規作成
- 既存 AOP の編集
- 実行ログからの改善提案
- コンパイルの実行
対話の中で、作成や編集、改善、コンパイルを切り替える操作は不要です。 業務を説明すると、ビルダーエージェントが AOP を提案します。
AOP を作る流れ
- セッションを開始します。
- 業務のやり方を言葉で伝えます。
- ビルダーエージェントが AOP の提案を出します。
- 表示された差分の変更ごとに、適用か破棄を選びます。
- 必要なら追加で修正を伝えます。
- コンパイルを実行します。
提案の適用と破棄
ビルダーエージェントは、AOP の変更をエディタに差分として表示します。 表示された変更ごとに「適用」か「破棄」を選び、すべて選び終えると内容が確定します。
受け入れる変更だけを適用できるため、提案の一部だけを取り込めます。 直したい箇所は破棄したうえで、修正の意図をチャットで伝えます。
まとめて決めたいときは「すべて適用」か「すべて破棄」を使います。 すべて破棄した場合、その提案は保存されずに閉じます。
コンパイルの実行
AOP が固まったら、コンパイルを実行します。 コンパイルは AOP を実行可能なコードに変換する処理です。
業務のコードがすでにあるとき、ビルダーエージェントは、コードを AOP の全文から作り直さず、今のコードの上に AOP の直しと、コンパイルに添えた指示だけを積む形でコンパイルします。 値や文言の直しも、フェーズの追加や削除、使う道具の変更も、同じように積みます。 前のコンパイルで直った所は今のコードに残るので、それを守るために同じ指示を毎回伝え直す必要はありません。 AOP に直しが無く、コンパイルに添える指示も無いときは、新しいコードを作りません。
コンパイルが成功すると、AOP が実行できる状態になります。 失敗したときは、ビルダーエージェントが、コンパイルが終わった理由を伝えます。 AOP の全文から作ったコードが検証に通らなかったときは、ビルダーエージェントがエラーの内容を読んで、AOP の修正を提案します。
一方、時間の上限を越えたときは、ビルダーエージェントは理由を伝えたうえで、もう一度コンパイルするかを利用者に確かめます。 AI モデルとの通信が続けて失敗したときは、時間を置いてからもう一度コンパイルするかを確かめます。 AI モデルの応答が空だったときや、決まった形で読めなかったときは、AOP を直さずに、同じ指定でもう一度コンパイルできます。 AI モデルが一度に書ける長さの上限に達して出力が途中で切れたときは、AOP か、その直しが大きすぎる可能性があります。
コンパイル中に停止を押すと、コンパイルはその時点で終わり、新しいコードは保存されません。 停止は失敗とは扱われません。
直しを今のコードの上に積めないときは、コードを今のままにします。 ビルダーエージェントは、積めなかった理由と、作り直すと前のコンパイルで直った所が戻りうることを伝え、利用者が作り直しを選んだときだけ、AOP の全文から作り直します。 AOP の直しがコードに届かなかった(直したフェーズのコードが、番号の付け替えのほかは変わらなかったなど)ために積めなかったときは、もう一度コンパイルして積み直すか、作り直すかを、利用者に選んでもらいます。 積んだか、作り直したか、変える所が無かったか、積めなかったかは、対話の中のコンパイルの進みの表示に出ます。 積む仕組みと、機械で確かめる範囲はAOP の基本構造で説明しています。
探索・実行の提案と起動
ビルダーエージェントは、対話の中で探索セッションや業務の実行を提案し、起動することがあります。 起動の前には利用者の承認を求めます。
セッションごとの設定で承認を省略することもできますが、その場合も自動で起動できる回数には上限があり、上限に達すると承認に戻ります。 起動した探索については、ビルダーエージェントが結果を読んで続きの指示を自分で出すことがあります (こちらも回数に上限があります)。 外部への書き込み前の確認とツールごとの承認は、この設定に関わらず利用者に届きます。
セッションの履歴
ビルダーエージェントの対話はセッションとして保存されます。 過去のセッションは履歴パネルから開けて、続きから作業を再開できます。
