実行モデルの選択
Agentino が業務を進める際に使う AI モデルを、実行モデルとして選択できます。 このページでは、実行モデルの選び方と、選択できるモデルが決まる仕組み、組織で選べるモデルの設定、一度に書ける長さの目安を説明します。
実行モデルの選択方法
ワークフロー実行、探索セッション、エージェント実行の開始画面と、定期実行の設定画面で、実行モデルを選択できます。 何も選択しない場合は「自動」になり、プロジェクト設定の「デフォルトのモデル」を使います。 業務手順の実行では、すべての段がそのモデルで動きます。 デフォルトのモデルも「自動」か、組織で選べないモデルの場合は、Agentino がタスクに応じたモデルを選びます。
プロジェクト設定の「デフォルトのモデル」で、プロジェクトの実行全体の既定値を指定できます。 新しいプロジェクトには、作成時にデフォルトのモデルがあらかじめ設定されています。 開始画面でモデルを指定した場合は、その指定がデフォルトの設定より優先されます。
選択できるモデル
選択できるモデルは、AI モデルとデータの取り扱いの第 5 条に掲げた一覧に限られます。 一覧は、利用者のデータを学習に利用しないことを規約で確認できたプロバイダーのモデルだけを含みます。
一覧に含まれないモデルは、選択肢に表示されません。 「自動」も、この一覧に含まれるモデルから選択されます。
実行内容の分析や画像の読み取り、画像の生成に使うモデルは、実行モデルの選択対象外です。 詳しくはAI モデルとデータの取り扱いの第 6 条を参照してください。
組織で選べるモデル
一覧のうち、組織で選べるモデルは、組織のオーナーと管理者が決めます。 左メニューの「組織」から「利用モデル」を選択し、モデルごとに「利用可能」の ON と OFF を切り替えて「保存」を選択します。 メンバーは「利用モデル」を見ることはできますが、変更はできません。
OFF にしたモデルは、組織の全員の実行モデルの選択肢に表示されません。 ワークフロー実行、探索セッション、エージェント実行の開始画面と、定期実行の設定画面、プロジェクト設定の「デフォルトのモデル」と「要約に使うモデル」のどれでも選べず、MCP で指定してもエラーになります。
組織のオーナーと管理者が ON と OFF を選んでいないモデルは、OpenAI・Anthropic・Google のモデルが ON、ほかの会社のモデルが OFF として扱われます。 そのため、新しい組織は、OpenAI・Anthropic・Google のモデルだけを選べる状態で始まります。 一覧に後から追加されたモデルも、「利用モデル」を保存したことのある組織を含めて、同じ扱いで ON か OFF になります。 「初期の設定に戻す」を選択すると、保存した選択を取り消して、この状態に戻ります。
モデルを OFF にしても、次の処理は止まりません。 これらは、組織の設定にかかわらず、Agentino が決めたモデル(AI モデルとデータの取り扱いの第 5 条で、当社が指定するとしているモデル)で動きます。 「利用モデル」の画面では、モデルを指定しない実行のうち、プロジェクト設定の「デフォルトのモデル」も「自動」か、組織で選べないモデルの場合に使うモデルに「Agentino が使用」の印が付きます(ビルダーエージェントでの AOP の作成と編集と、AOP のコンパイルに使うモデルは、組織で選べるモデルではないため、画面に出ません)。
- ビルダーエージェントでの AOP の作成と編集
- AOP のコンパイル
- モデルを指定しない実行のうち、プロジェクト設定の「デフォルトのモデル」も「自動」か、組織で選べないモデルの場合
一度に書ける長さの目安
実行モデルを選ぶ画面では、各モデルの名前の後ろに、そのモデルが 1 回の応答で書ける長さの目安を表示します。 この長さを一度に書ける長さと呼び、トークン(AI モデルが文章の長さを数える単位)の数で示します。 同じ文章でも、モデルによってトークンの数は異なります。
Agentino は、一度に書ける長さを 1 回の応答の上限として実行モデルに伝えます。 そのため、書く内容がこの長さを超えると、出力は途中で切れます。 長い SQL やレポートなど、大きな成果物を一度に書かせる工程を含む業務では、一度に書ける長さが大きいモデルを選ぶか、工程を分けてください。
なお、モデルによっては、答える前に考える過程(推論)もこの長さに数えられます。 その場合、実際に書ける文章は、表示される長さより短くなります。
開始画面や定期実行の設定で「自動」を選んだ場合は、プロジェクト設定の「デフォルトのモデル」の長さになります。 デフォルトのモデルも「自動」の場合は、タスクに応じて選ばれるモデルの長さになります。
表示される長さは目安であり、運営による確認や見直しによって変わることがあります。 最新の値は、実行モデルを選ぶ画面で確認してください。
選択したモデルが使えなくなったとき
一覧の見直しや、組織の「利用モデル」の変更により、選択していたモデルが使えなくなることがあります。
実行の開始時に指定したモデルが、実行を始める時点や、一時停止から再開する時点で使えなくなっていた場合は、そのモデルの指定は「自動」として扱われ、実行は続行されます。 プロジェクトのデフォルトに指定したモデルが使えなくなった場合も、同じく「自動」として扱われます。 プロジェクト設定には、指定したモデルが現在選択できないことが表示されます。 どちらの場合も、実行の画面に、指定したモデルがこの組織では選べないため別のモデルで実行していることが 1 行で表示されます。
承認内容の要約に用いるモデルとしてプロジェクトで指定したモデルが使えなくなった場合は、既定のモデル (OpenAI の GPT-5.4 nano) で要約します。 この場合も、プロジェクト設定には、指定したモデルが現在選択できないことが表示されます。実行の画面には表示されません。
定期実行の設定で指定したモデルが使えなくなった場合は、定期実行は開始されません。 予定の時刻になるたびに開始できずに終わり、その自動化は「要確認」と表示されます。 その自動化を開くと、指定したモデルが選べないため開始できなかったことが表示されます。 自動化の設定で、モデルを選べるものか「自動」に変更してください。
